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【ニュースリリース】「noma」ポップアップのインスタレーションに制作協力しました

Photo|noma

株式会社かまわぬは、エースホテル京都(https://acehotel.com/kyoto/)にて2023年3月15日(水)から5月20日(土)までの10週間にわたって開催されている、自然や文化に根ざした創作料理を提供することで名高いレストラン「noma(ノーマ|https://noma.dk/)」のインスタレーションの一部を制作協力しました。

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今回のポップアップデザインパートナーであり私たちの10年来の友人でもある「OEOスタジオ(https://www.oeo.dk/)」から依頼を受け、レストラン内の天井を演出する「KELP FOREST(昆布の森)」をイメージしたオブジェ“手ぬぐいテキスタイルの”制作を担当いたしました。

nomaチームは今回の壮大なプロジェクトのために2年もの歳月をかけ、関西地方を中心に日本各地を訪れ、日本食文化への理解を深めながら準備を進めてきました。彼らのこだわりはメニューのみならず、コースで使われるテーブルウェアにまで及びます。綿密な打ち合わせを重ね、日本各地の厳選された20人の職人によって50点もの素晴らしいコレクションを生み出しました。
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彼らはデザイン、空間そしてテーブルウェアに至るまで提供するメニューのすべてに“春の京都”を映しています。nomaは本拠地であるデンマークから離れ、世界各地を訪れたとしても「ノーマのように、自宅のように」時間と場所に深く根ざした空間をつくることを目指しているそうです。
 
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空間演出は、デンマーク・コペンハーゲンを拠点とするデザインスタジオ「OEOスタジオ」とnoma専属のスタイリストChristine Rudolph(クリスティーヌ・ルドルフ)とのコラボレーションにより実現。nomaの世界観を反映しながらも、日本各地のクラフトマンに焦点を当てた空間が完成しました。OEOスタジオはスカンジナビアの価値観とデザインを伝統に深く根ざすだけでなく、そこにアジアの美学を取り入れた経験豊富なデザインチームです。スタジオの創設者であるThomas Lykke(トーマス・リッケ)とAnne-Marie Buemann(アンマリー・ブエマン)の2人は、献身的で情熱的な姿勢でインパクトのあるデザインを提供することで高い評価を受けてきました。
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私たちかまわぬが、OEOスタジオと取り組みを始めたのは2013年まで遡ります。私たちは、日本の伝統工芸品であり身近な道具でもある「手ぬぐい」を世界に伝えるべく海外プロジェクトを発足しました。OEOスタジオがデザインを手がけた「SCARF BY KAMAWANU」はスカンジナビアデザインと日本の伝統デザインを絶妙に融合させたアイテム。2014年にドイツ・ミュンヘンで開催された見本市「Ambiente(アンビエンテ)」にてコレクションの初披露をしたのち、2015年にフランス・パリで開催した「Maison & Objet(メゾン・エ・オブジェ)」、2018年アメリカ・ニューヨークの「NY NOW(ニューヨーク・ナウ)」に出展、その他エキシビションやワークショップもオーストラリア・メルボルンやアメリカ・サンフランシスコなどで開催し、これまでに多くの人を魅了してきました。

そして今回私たちは、このnomaの素晴らしい空間で「KELP FOREST(昆布の森)」を再現したオブジェの制作協力をしました。KELP FORESTには天然の長昆布と共に、天井から約2メートルの絞り染めを施した“手ぬぐいテキスタイル”が吊られています。1枚1枚職人の手でつくりだした手ぬぐいテキスタイルには同じパターンが存在しません。ひとつとして同じものがない本染め手ぬぐいのように、時間の経過とともに変化していく天然昆布は、空間に適度な「間(ま)」をつくり出し心地よい空間を演出しています。

私たちは、彼らが求める最高の「昆布」を再現するために何度か染め直し、最終的に納得のいく素晴らしい手ぬぐいテキスタイルが仕上がりました。実際の会場では、空間を通り抜ける風が“昆布の森”を揺らし、まるで海の底から眺めているような没入感を演出しています。

是非、nomaのポップアップに足を運ばれる機会がありましたら「昆布の森」の空間をお楽しみいただけたら嬉しいです。

〈本件に関するお問い合わせ先〉
株式会社かまわぬ https://kamawanu.jp/contact/

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